「兵庫経協」2022秋号

対面営業が主で、「リモート」とは縁遠かった当社ですが、コロナ禍で、全店を繋ぐテレビ会議システム を導入、加えて、各従業員へのノートPC配布を進めました。最初は戸惑いもありましたが、世の中のDX 化の流れも後押しし、今では、リモートワークや社内外の打合せに大活躍しております。 又、最近では、リモートでの営業活動の一環として、イプロスという日本最大級のB to Bデータベース のサイトに、当社専用の特設ページを開設しました。目下、これを通じた引合数も増えてきております。 もちろん、最後は人対人で商売が決まるので、現場訪問や対面での商談は継続しております。ただ、今回 のコロナ禍を通して、会社が生き残って いくためには、世の中の変化に合わせ、 常に変化していく事が必要なのだと再認 識しました。同時に、100年という長き にわたり当社が続いてきたのは、節目節 目での変化を厭わな い数多くの従業員の 方がいらっしゃった からだと、大変感謝 しております。 17の目標の中でも、特に、環境分野は、KEMS(神戸環境マネ ジメントシステム)にも2004年から登録をしており、会社の電力 使用量削減や社有車の燃費向上、事務所周辺の清掃活動などを 定期的に行っております。会社単独でできる事は限られますが、 従業員一人ひとりが自分ごととして捉え、活動しております。 鉄鋼会社様をはじめ、当社が接する重厚長大な業界では、製造現場での環境への取り組みが大きなテー マになっております。そして、足元では、至る所で「脱炭素」や「バイオマス」といった分野での新しい事 業も検討されております。そういった世の中や取引先様のニーズをいち早くとらえ、当社がスピード感を もって、必要とされる製品やサービスを提供できるよう、日々議論を重ねながら、営業展開をしております。 そうした事が、昨今話題のGX(グリーントランスフォーメーション)への取り組みにも繋がり、ひいて は、モノづくりの現場を支える当社が、これからも社会に貢献し続ける方法だと考えております。たえざ る販路拡大を目指し、次の100年も生き残っていけるよう、日々精進していきたいと思っております。 Q4. Q5. Q3. 貴社のSDGsへの取り組みを教えて頂けますか? 100周年を迎えて、今後のビジョンをお聞かせ願えますか? このコロナ禍、どのような変化を迫られたのでしょうか? テレビ会議システムを用いた会議の様子 イプロスの当社特設ページ 事務所周辺の清掃活動の様子▶ Look at the 企業 7 兵庫経協2022年秋号

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