新 年 の ご 挨 拶 明けましておめでとうございます。 本年が希望に満ちた素晴らしい年になりますよう心からお祈り申し上げます。 今、わが国経済は低成長・デフレ経済から脱却する重要な転換点を迎えており、持続的な賃上 げと活発な投資による成長型経済の実現が強く求められています。 そして神戸は、阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えます。創造的復興に取り組んできた神 戸を一歩先へと進めるため、神戸商工会議所は3つの分野に重点を置き活動を進めてまいります。 第一は「中小企業の成長支援」です。 資金繰り支援などの経営相談はもとより、価格転嫁や取引適正化の後押し、多様な人材確保・ 活用の推進に注力し、伴走型支援、事業承継・再生を含めた総合的な経営サポート事業を展開し てまいります。 また、優れた技術を紹介するオープンファクトリーや、不測の事態に備えた事業継続計画の策 定支援など経営力強化に向けた取り組みも進めます。 第二は「変化・変革、イノベーション創出」です。 企業の“変化・変革”には、外部の知恵や技術を活用しながら、ともに新しいものを創り出して いく“共創”という考え方が重要になります。 専門人材の不足が課題となっているデジタル化の推進において、商工会議所は専門家と連携の もと、各企業の生産性向上・業務改革を支援してまいります。 また昨年末、地元企業の新規事業企画や協業促進、スタートアップの支援を目指し、2つの新た なコミュニティを発足させました。企業の挑戦やイノベーション創出を後押しし、新たなビジネ スの創造につなげていきます。 あわせて、神戸医療産業都市や水素スマートシティ神戸構想といった最先端の産業集積を生かし、 特色ある企業の誘致・育成にも関係機関とともに注力してまいります。 第三は「交流促進、都市機能強化」です。 今年は、大阪・関西万博の開催や神戸空港の国際チャーター便の就航を契機に、国内外からよ り多くのビジネス・観光の来街者を迎えることになります。 この機に改めて、滞在型国際観光都市の実現を図るべく、神戸の魅力発信はもとより、広域周 遊の促進やMICEの機能強化も急がねばなりません。インフラ整備の促進とあわせて、交流人口 の拡大に一段と力を入れてまいります。 震災30年の今年は、過去から現在、未来をつなぐ重要な結節点になります。先人たちの復興 への思いや尽力を改めて胸に刻み、私がスローガンに掲げる「行きたい、住みたい、働きたい、 一歩先を行く元気な神戸」の実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、本年もお力添えを 賜りますようお願い申し上げます。 神戸商工会議所 会頭 川 崎 博 也 行きたい、住みたい、働きたい、一歩先を行く元気な神戸へ - 震災30年 過去・現在・未来をつなぐ結節点 - 6 兵庫経協2025年新年号
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