「兵庫経協」2024春号

(注1)ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂性)を表す「D&I」 に、エクイティ(公正性・公平性)を表す「E」を付加した概念のこと。 (注2)「Society 5.0」とは、人類社会において、狩猟社会、農耕社会、工 業社会、情報社会に続く第5段階の新たな社会「創造社会」であり、 デジタル革新と多様な人々の想像・創造力の融合によって社会の 課題を解決し、価値を創造する社会。また、国連が掲げるSDGs (持続可能な開発目標)の達成にも貢献することができる。 (注3)働き方を労働者が主体的に選択できる環境整備の推進・雇用条件の改善等を通じて、労働者が自ら望む生き方に沿っ た豊かで健康的な職業生活を送れるようになることにより、自らの権利や自己実現が保証され、働き甲斐を持ち、身 体的、精神的、社会的に良好な状態になること。 「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」2024年版 下は今年の経労委報告の全体像を描いた概要図です。一番 下の未来を「協創」する労使関係を基盤に、働き方改革やDE &I(注1)、円滑な労働移動の推進などを通じた生産性の改善・向 上によって左側の矢印にある「人への投資」の促進や賃金引 上げのモメンタムの維持・強化を図り、構造的な賃金引上げ や分厚い中間層の形成を実現して行く。 そして成長と分配の好循環を力強く回していくことで、 Society 5.0 for SDGs(注2)の実現、デフレからの完全脱却、引い てはウェルビーイング(注3)な日本社会の創造につながっていく 全体イメージを表しています。 今年の経労委報告の副題は、デフレ完全脱却に向けた 「成長と分配の好循環」の加速 年版経営労働政策特 表紙と副題 ・「人への投資」の促進 ・賃金引上げのモメンタムの 維持・強化 Ღ᳕ ੻ᵽుͲΩ᷊᷸ Ღ᳕ ੻ᵽుͲΩ᷊᷸ ׃ࣸ 年版経営労働政策特別委員会報告 副題 概要図᷊᷉ Ḏ᷶᲼᷇ Ḗᷓ ᶚૈ ౾۲ͥ ᶞࣅࣸᷪ ᷸ḏᵻᶹᶞϠࢪक़џ ࡅټࡐ ᶞͲࢧᲦ֦ ߁ ௰֤ ᵴঘІ࣎ᶞԋ ࡆ ತെ᷂᳕ Ҕࣅ᳖ ᶉᶻළ ڊ ЈԂ ・「人への投資」の促進 ・賃金引上げのモメンタムの 維持・強化 ・エンゲージメントの向上 ・イノベーションの継続的な創出 ・企業収益の拡大 ・個人消費の喚起・拡大 Ღ᳕ ੻ᵽుͲΩ᷊᷸ ᲼ᷝ Ȣ᳖ ᶞ߶̱ Ღ᳕ ੻ᵽుͲΩ᷊᷸ ᲼ᷝ ȡ᳖ ᶞࠞ ࠄ Ღԛइ Ღළ੻ ۀ Іృ ࡁ ᶞՓৎᶇ Ღ᳕ ˵μᶚළ੻ʔ੼᳖ ᶞࠞ ࠄ Ღ᳕ ᵀᵁ᳴ ᵅ᳖ ᶞࠞ ࠄ ׃ࣸ ਘᶚ৒ӎʲ ߁ ᶂ ࡆ ৉ᶘ௰ଅᶞ֫ ݙ ϴ ⇿∛∏∕∑∠∥⇌⇡⇚⇜⇌−∛∞⇌ᵏᵀᵃᵩᶞۢ ե ௰֤ ᵴঘІ࣎ᶞԋ ࡆ 3 兵庫経協2024年春号

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