「兵庫経協」2022新年号

青年部会は10月13日(水)に「知っとう?神戸ビーフのこと」~兵庫の至宝、但馬牛・神戸ビーフの魅力を 探る~と題し、公益社団法人兵庫県畜産協会専務理事・事務局長の上野透様にご講演をいただきました。 上野様は永年畜産業界にご尽力されており、当日は40ページを超える資料・映像を基に、兵庫県を代表す る食文化のひとつである「神戸ビーフ」の歴史や生産状況、価格変動などを詳しくご説明いただきました。 ご存じの方も多いとは思いますが、兵庫県では独自の管理体制やDNA検証システムの構築、ブランド名 の商標登録などで神戸Beefを世界的ブランドに育て、令和2年度の神戸ビーフの輸出量は44,388.7㎏(対象 牛769頭)で前年比125%となったそうです。ちなみにコロナ前の三ノ宮界隈では外国からの観光客が神戸 ビーフのお店に多く並ばれていました。1日でも早く以前の賑わいが戻ることが期待されます。 ★教えていただいた豆知識も少し・・・外国生まれの牛も国内で3カ月以上飼育されれば国産牛。牛の鼻に は人間の指紋と同じような鼻紋があり生涯変わらないため登録書類や確認に利用。神戸ビーフのブロン ズ像は本物の証。専門店(389店)レストラン(331店)でお楽しみください。(R3年7月時点) 最後は西澤副部会長からは「神戸ビーフを堪能できるよう業績向上に務めたい」との美味しい!?決意 表明がなされ、閉会となりました。 青年部会は11月10日(水)にコロナ禍にも負けない心を養うため「座禅と写経」を臨済宗南禅寺派“福海寺” (正式名称は福海興国禅寺)で体験させていただきました。 福海寺には「大黒天様」が2体祭られているのですが、インドから伝わった大黒天様は、厳しい表情で圧 倒されるような強さが感じられ、よく目にする大きな袋と打出小槌を持たれた日本の大黒天様とは全く違 う印象を受けました。しかしどちらの大黒天様も“財運福徳”のご利益がいただけるということもあり、蛭 子神社と共に行われる柳原十日戎には、例年20万人ほど(コロナ前)の方が参拝されているそうです。 福海寺は現在、清水栄賢様が代三十世住職を務められており、当日はまず初めに大黒天様が祭られてい る本堂で座禅の目的や効果などをご説明いただき、参加した14名は10分程度の座禅を2回体験しました。自 分自身と向きあい精神統一することで集中力を鍛え、心を落ちつかせることでストレス解消が出来たと思 います。 その後は場所を移動し、写経を体験させていただきました。お手本の上に紙を置き“なぞる”やり方で 初めての方でも体験しやすいものでした。座禅と違い、「あ~」や 「え~」など少々邪念も聞こえましたが、それぞれ気持ちのこもった 写経になったと思います。最後は平井副部会長から「仏様の教えに 触れることで心穏やかになれました」と謝辞が述べられ散会となり ました。 福海寺では「座禅と写経」の体験会を実施されておりますので、 ご興味のある方はぜひ、行ってみて下さい。 ●10月例会報告 ~学びの例会~ ●11月例会報告 ~体験例会~ *10月に予定されていた「全国大会IN奈良」は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりました。 Report 青 年 部 会・活 動 報 告 11 兵庫経協2022年新年号

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